組織開発とキャリア開発の関係

組織開発とは

『組織内の人間が、その組織を良くしていくことやそのための支援』のことです。組織は健全に動くことで、成果を目指しています。

組織が健全に動くためには制度や仕事のやり方、ルールといった明文化され、定められていそるものと、それを運用する、人に関するさまざまな要素、例えば人の意識やモチベーション、人々の思い込みや前提、コミュニケーションの仕方、協働、信頼関係、組織の文化や風土といった環境によって変化する『人材』への働きかけが必要になってきます。仕組みや制度を整え、組織の外的な分野を整えていくことは組織が健全に働くためには必要なことですが、よい成果が感じられないのは『人材』への働きかけが充分ではないといえます。組織開発はその組織の人材が取り組むことが、その組織を良くするためには重要であるといえます。

キャリア開発とは

「キャリア開発」とは、働く個人一人ひとりの職務や能力・スキルを中長期的に計画的に開発する考え方のことを意味します。

もともと「キャリア」とは、人の一生を含めた「経歴」や「実績」という意味ですが、特にビジネスの業界では『就職」や「出世」「役職」といった意味で使われています。

しかしながら、英語では「Career Development(キャリア・デベロップメント)」となり、業務に携わるプロセスによって培われた能力や知識、経験を「継続的に磨くこと」を指します。

つまり、「キャリア開発」は、従業員自らのこれまでのキャリアを振り返ったうえで、「必要な能力の獲得のために、今後どういった経験が自分に必要か」を企業とともに、考え、実行していくことがその組織の活性化につながります。そして、企業は人材育成を通して、個人のキャリア開発を支援することで人材の成長につながり、組織によい影響をあたえると考えられます。

 


組織の6つのマネジメント課題